競馬予想！トレセン探券隊

【金鯱賞】◎タスカータソルテ

金鯱賞

２週目となる中京開催。

ローカル特有の馬場の痛みは始まっており、内側の馬場が損傷。

現在も小雨ながら雨が降っており、公式発表では良馬場となっているが、水分をたっぷりと含んだ状態では切れ味が減退。

大跳びの馬では厳しいだろう。

パンパンの良馬場であれば人気サイドの馬たちが優勢だが、馬場悪化となれば伏兵の出番。



■本命：タスカータソルテ
データ的には４歳馬が優勢。

その中でも地味な存在ながら着実に力をつけているのがこの馬。

東西リーディングの藤原英厩舎というのも頼もしい。

このメンバーでも好戦可能だ。


■対抗：インティライミ
どちらかと言えば持続型の脚を使えるのがこの馬。
スパッと切れるというよりも、グングン伸びるタイプ。

それゆえ、上がり勝負よりも時計が掛かるような馬場が向いている。
３歳時の京都新聞杯は悪化した馬場でありながら後方から鋭い末脚で差しきった。

ここは好レースを期待。


■穴：ナムラマース
完調とはいかないが８分程度の出来。

当日の気合次第ということもあるが、道悪歓迎のタイプだけに休み明けでも無視はできない。

実績もすばらしく、昨年のクラシック戦線を思い出せばそう簡単に消せないはず。

厩舎的にも頼みの綱はこの馬だけに、乗り込みは十分。

大荒れならこの馬。



【推奨買い目】
★３連複軸１頭流し（２１点）
軸 　６　⇒　相手　４，５，７，１１，１２，１３，１７


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2008/05/31 重賞予想 トラックバック：0 コメント：0

【さきたま杯】◎コンゴウリキシオー

さきたま杯

ゴールデンウィーク最終日に行われた、かきつばた記念の再戦ともいえるメンバー構成。

舞台は同じ１４００ｍでも左回りの浦和コース。

コーナーを４つ回るのは名古屋競馬１４００ｍと同じだが、スタンド手前からのスタート後、直線が２２０ｍしかないため、すぐに１コーナーを迎えてしまう。

そのため激流になることはなく、逆に３～４コーナーで息が入るだけに先行勢が有利。

枠順的には１コーナーまでの位置取りの関係から、外枠が有利。
内枠は揉まれる可能性がある。

昨年は逃げ粘ったキングスゾーンがタイム差無しの２着。

行ったもん勝ちのコースだけに、今回も逃げ・先行馬が中心。



■本命：コンゴウリキシオー
前走は追っ付けながらも、見事な逃げきり勝ち。

久々の勝利も復活へのいいきっかけとなった。

今回もコーナー４つの息が入りやすいコース。
７番枠というのもいい。

同型のキングスゾーンが気になるが、速力から言えばコンゴウの方が上なのはいうまでもない。

競り合いさえなければ今回も逃げ粘り。



■対抗：メイショウバトラー
使い減りするどころか、暖かくなり最も気配が上昇しているのがこの馬。

本当にタフで頭が下がる。

昨年は３番枠と比較的不利な状況から好位抜け出し優勝。
今年は１０番枠と願ったり叶ったり。

長距離輸送も問題なし。

３着以下は考えがたい。


■穴：キングスゾーン
脚質的にも不気味なのがこの馬。

仮にコンゴウと競り合う意思がなければ楽に番手勝負できる。

２頭のスローペースで流れると、行った行ったもありうる。


【推奨買い目】
★３連単軸２頭マルチ流し（２４点）
軸 　７，１０　⇒　相手　２，４，８，１２


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2008/05/27 地方交流重賞予想 トラックバック：0 コメント：1

【オークス】◎リトルアマポーラ

オークス

昨日から今朝方まで降り続いた雨。

今は止んでいるが、馬場状態の回復は見込めそうに無い。

スローペースからの瞬発力勝負になることは間違いなく、脚質うんぬんよりも持続性のある末脚が使えるかがポイント。

スタミナも要求されるだけに、メンバーが楽なトライアル組は一枚下。

やはり桜花賞組が中心。



■本命：リトルアマポーラ
桜花賞はメンバー中最速の上がりを記録したものの、最後方からの追い込みは不発。

それでも勝ち馬と０．２秒差、尚且つトールポピーには先着と見所十分。

元来、中距離向きの体型をしており、２４００ｍはうってつけ。

前走は出遅れての後方一気だったが、脚質的に先行できるタイプでもあり、末脚一手という評価は間違い。

枠順ももまれない大外枠と、この馬にとっては歓迎だ。



■対抗：ソーマジック
桜花賞での末脚が見事だったのもそうだが、血統的にも長距離戦は問題ない。

シンボリクリスエス産駒はゆっくりと成長するタイプが多く、むしろ桜花賞に間に合った同馬は珍しい分類。

さらなる成長も見込め、本命同様、今回はチャンス大。



■穴：スペルバインド
長浜厩舎２頭出しの一頭だが、同馬の平均連対距離は２０００ｍと頼もしい。

シックスセンスの妹という血統的な背景に加え、調教の動き、馬場への適性も十分なだけに一発の可能性を秘めている。

セントポーリア賞で東京コースを経験しているのも強み。



【推奨買い目】
★３連複軸１頭流し（２８点）
軸 　１８　⇒　相手　４，５，７，９，１０，１２，１３，１５


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2008/05/25 Ｇ１予想 トラックバック：0 コメント：0

【東海Ｓ】◎ワンダースピード

東海Ｓ

小回り且つ６回もコーナーを回る長距離戦。

直線も短く、基本的には逃げ・先行が圧倒的に有利。

昨年こそ、最内２番枠で追い込みを決めたメイショウトウコンだが、今年も２番枠。

元来、追い込みは不利なコースな上、今年も内枠と歓迎できる要素は何もない。

上位人気馬は信頼できる脚質だ。



■本命：ワンダースピード
卓越したスピードを持ちながら、意外にも逃げることはほとんどなく、大半が好位からの競馬。

逆に言えば競り合う必要がなく、常に番手勝負できる脚質はたのもしいの一言。

左回りも問題なく、自慢の先行力を生かせる長距離・小回りコースは大歓迎。

揉まれない１１番枠というのも恵まれた。

今年は昨年の雪辱を果たすチャンス。



■対抗：フィフティーワナー
マイペースで逃げたものの、最後はパッタリと止まってしまった前走。

だが、これは能力的なものではなく、気性的なもの。

最後まで気を抜かずに走れば好走可能。

今回も単騎逃げが予想されるだけに、逃げ粘りは十分。



■穴：アドマイヤミリオン
１４番人気という低評価ながらも８着に粘った前走。

オープンに昇級後、４戦を消化しているが、自分のペースで行ければ大崩れすることなく、むしろ人気以上の走りをする。

ワンダースピードと互角の位置で駒を進めた前走は成長の証。

伸び盛りの４歳馬だけに警戒は必要。


【推奨買い目】
★３連複軸１頭流し（２８点）
軸 　１１　⇒　相手　１，２，４，５，６，８，９，１４


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2008/05/24 重賞予想 トラックバック：0 コメント：0

【ヴィクトリアマイル】◎ニシノマナムスメ

ヴィクトリマイル

今年で３回目の新しいＧ１競走だが、すでに１番人気が連続して馬券にならないなど波乱が予想される。

第１回目の１番人気ラインクラフトは阪神牝馬Ｓを快勝したものの惨敗。
第２回目の１番人気カワカミプリンセスはエリザベス女王杯の後、ぶっつけで臨むも惨敗。

今年はドバイ帰りのウォッカが断然の１番人気。

前走のドバイデューティフリーは今までとは違い先行する積極的なレース運び。
結果伸びを欠き敗れたものの、０１年にこの距離になって以降のレコード決着、そしてアドマイヤオーラなど牡馬勢にも先着しているだけに価値は高い。

しかし、帰国後の調整はやはり難しく、ガレ気味という情報もある。

実績よりも勢いが傾向としてあるだけに、絶対的な信頼はできない。


■本命：ニシノマナムスメ
前走のマイラーズＣは強豪牡馬相手に完璧なケイバ。

クビ差２着は勝ちに等しい。

今の出来ならエルフィンＳでの借り（２着）を返せる。

不動の連軸。



■対抗：ブルーメンブラット
阪神Ｃでの好走は記憶に新しい。

とにかく馬体、気力ともに充実しており、特に筋肉の張りが桁違いにすばらしい。

インコースが伸びる今の馬場状態も味方しそうだ。



■穴：レインダンス
秋華賞はダイワスカーレットの２着。

鳴尾記念は牡馬相手に０．２秒差。

近２走こそ不甲斐ない結果が続いているが、叩き３走目となる今回は良化が見込める。

２年連続で大外枠の馬が馬券になっているのも不気味だ。


【推奨買い目】
★３連複軸２頭流し（８点）
軸 　２，１３　⇒　相手　３，４，６，９，１１，１６，１７，１８


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2008/05/18 Ｇ１予想 トラックバック：0 コメント：0

【京都ジャンプＳ】◎マルブツトップ

京都ジャンプＳ

スタンド前からのスタート。
コースを約半周し大障害コースへと入り、最大の難関でもあるビッグスワンを飛び越える。
２周目は通常のコースを通り、ラストの直線に仮設された置き障害を越えてゴール板へ。

昨年の優勝馬は昨年末の中山大障害２着のキングジョイ。
上位３頭とも、未勝利勝ちからのオープン挑戦ではなく、すでにオープンで優勝や連対していた馬たちで、昇級馬にとってはやはり厳しいレースとなる。


■本命：マルブツトップ
昨年のレースは、休み明けの上マイナス１６kgと本調子ではなかった。

過去オープンでは２勝４連対しており、佐賀記念を勝っているように平地の脚もある。

本命がエイシンペキンではない最大の決め手が船曳騎手からの乗り代わり。

船曳騎手⇒有力騎手への乗り代わりは加用厩舎お得意の必勝パターンだ。

叩き３戦目、ハンデ据え置きと好走条件は整った。


■対抗：エイシンペキン
実績だけなら最上位。

前走も離されたとはいえ、きっちり３着確保と安定している。

とはいえ、調教内容に不満が多く、良化途上であることは想像できる。

断然の１番人気という状況は歓迎できない。



■穴：アインオーセン
この馬も春麗ジャンプを勝っているように、オープンでの経験が豊富。

３走前にはエイシンペキンの２着と、実力もある。

一度使われ気配が上昇。

この人気薄は狙いごろ。



【推奨買い目】
★３連複軸１頭流し（１０点）
軸 　１０　⇒　相手　１，３，７，８，１１


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2008/05/17 障害戦予想 トラックバック：0 コメント：0

【京王杯スプリングＣ】◎スズカフェニックス

京王杯スプリングＣ

１番人気が８連敗中と波乱度か高いレース。

しかしそんなデータも記録が塗り替えられる時がきた。

１番人気を疑いにかかるのが予想の大前提とはいえ、今回ばかりはそうもいかない。

今年は１番人気馬がきっちり仕事をしてくれるだろう。

尚、輸送に滅法弱いスーパーホーネットは評価を下げた。


■本命：スズカフェニックス
小回りコースでの最内１番枠。
スタートで大きく躓き落鉄と、何もかもが誤算だった前走。

それでも差の無い３着にくるあたりが他馬との実力の違い。
マイルＣＳでの好走も含め、メンバー最上位なのは明らか。

今回は待望の外枠。
外が伸びる馬場状態からも、連軸候補として外せない。


■対抗：ドラゴンウェルズ
ペースが遅かったとはいえ、前走の着差は立派。

昇級初戦のスワンＳでは、スーパーホーネットに０．１秒差まで迫った素材。

力を付けた今なら、重賞でも十分互角に戦える。


■穴：インセンティブガイ
復調を匂わす前走。

ローカルのオープン戦とはいえ、先行勢総崩れのあの流れでクビ差の２着は評価できる。

またしても１番枠と不利な条件が続くが、フロック視されている今回はチャンス。



【推奨買い目】
★３連複軸１頭流し（２１点）
軸 　１３　⇒　相手　１，２，３，６，１０，１２，１６


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2008/05/16 重賞予想 トラックバック：0 コメント：0

【ＮＨＫマイルＣ】◎ダノンゴーゴー

ＮＨＫマイルＣ

大波乱だった昨年。

今年も連日の降雨により、昨年と同様の馬場状態になった。

内～中枠の馬が全滅し、伸びてきたのは外枠の馬だけ。

それを暗示するかのように、昨日の晩春Ｓと本日の４Ｒで外枠の馬が連対。

今年も波乱の目は外枠勢にあり。



■本命：ダノンゴーゴー
スプリント馬と思われているが、たまたま１２００ｍを中心に使われてきただけ。

前走は出遅れて最後方からのケイバだったが、よくあの位置から追い込んでいる。

脚質的に東京コースがぴったりなのは言うまでも無い。

また、右回りだとモタれる癖があるが、左回りではそれが解消。

稽古の動きからもチャンスだ。



■対抗：エーシンフォワード
連続して重賞２着と安定感が増してきた。

前走は外を回っての２着と、内を突いたサトノプログレスよりも価値が高い。

輸送も問題なく、ここは好勝負可能。



■穴：アポロドルチェ
朝日杯以降、精彩を欠いていたが、ここにきてようやく復調気配。

馬場の渋った京王杯２歳Ｓを制しているようにコース適性は問題なし。

待機策に打ってでれば一変も可能。



【推奨買い目】
★３連複軸１頭流し（２８点）
軸 　１４　⇒　相手　７，９，１１，１２，１３，１５，１６，１７


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2008/05/11 Ｇ１予想 トラックバック：0 コメント：2

【京都新聞杯】◎ヒルノラディアン

京都新聞杯

重賞競走でありながら、ここまで重賞への出走経験があるのはわずかに４頭だけと寂しい状況。

未勝利を勝ったばかりの馬も複数おり、レベル的には重賞というにはほど遠い。

過去のデータからも重賞経験組の巻き返しが顕著。

ここまで低下したメンバーが相手なら経験が生きてくる。


■本命：ヒルノラディアン
パターンの違うケイバ内容でデビューから連勝と非凡なものを感じる。

スロー、ハイペースと流れの変化にも対応でき、距離も不問。

牡馬にしては小柄な体型も、中間の様子から細くなった印象はない。

四位騎手がつきっきりで稽古をつけているのも不気味だ。

メンバー的に強敵がいないだけに、チャンスは十分だろう。



■対抗：ミダースタッチ
前走は流れが向かなかったのもあるが、気持ち的にも幼い面が出てしまった。

とはいえ、未勝利戦を勝った昇級初戦の毎日杯で最速の上がりを繰り出しクビ差の３着と、その素質は最上位。

優勝馬のディープスカイは明日のＮＨＫマイルＣに出走し、２着のアドマイヤコマンドはその後青葉賞に優勝と、ハイレベルでの３着は価値が高い。

たった一度の敗戦で人気ガタ落ちの今回は狙いごろだ。


■穴：リッカロイヤル
前走だけをみると、京都の平場５００万条件戦を勝ち上がっただけに感じるが、過去を遡ると新馬デビュー勝ち・オープン連対と能力の高さがわかる。

連闘できるのはそれだけ状態がいい証拠。

獲得賞金的にも人気薄なのが疑問に感じる。

一発を警戒。



【推奨買い目】
★３連複軸１頭流し（１５点）
軸 　１２　⇒　相手　２，４，７，８，１０，１１


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2008/05/10 重賞予想 トラックバック：0 コメント：0

【新潟大賞典】◎シルクネクサス

新潟大賞典

今回の舞台は、２０００ｍ戦で日本唯一の２コーナーしかない特殊なコース。

外回りということもあり、息の入らない逃げ・先行馬は苦戦し、差し・追い込み勢の天国ともいえる。

また、高速馬場にもなりやすく、２０００ｍを２分程度の持ち時計では対応できない。

２０００ｍへの距離適性よりも、時計勝負できるかがポイント。


■本命：シルクネクサス
前走は久々の快勝も、実績を考えれば当然。

堅実一途なのはもちろんだが、１秒以上負けたのは丁度２年前の新潟大賞典以来なく、すべてコンマ何秒の内に収まっている。

思い起こせば昨年の天皇賞・秋では強豪相手に内容ある７着と存在をアピール。

数々の重賞で善戦を演じているにもかかわらず、常に評価されないこの馬は馬券的にも妙味あり。

持ち時計をみればわかるように、時計勝負もＯＫと条件はすべて満たした。

ここはメンバー的にもチャンス。


■対抗：サンライズマックス
前走は相手も強かったが不甲斐ないケイバ。

とはいえ、１０００万から一気に重賞を制覇した能力は非凡。

一度叩かれた効果は大きく、素晴らしい稽古内容を披露。

ハンデ５５ｋｇも恵まれた。



■穴：トウカイワイルド
昨年の日経新春杯の優勝馬。

当時、まだ１６００万下のクラスでありながら一気のＧ２制覇。

アドマイヤフジや今回出走しているオースミグラスワンを下しているだけに価値が高い。

近走、冴えないケイバが続いていたが、前走は出遅れながらも復調を感じさせる内容。

今回は５５ｋｇ、そして中舘騎手だけに注意が必要。



【推奨買い目】
★３馬複軸１頭流し（２１点）
軸 　２　⇒　相手　４，５，７，１２，１４，１５，１６


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2008/05/10 重賞予想 トラックバック：1 コメント：0

【名古屋競馬・かきつばた記念】◎コンゴウリキシオー

名古屋競馬・かきつばた記念

過去９回においてＪＲＡ勢が圧倒的な強さを示し、開設以来５連勝を飾っていたが、６回～８回目にかけては地方勢が３連勝している。

昨年はＪＲＡ勢のワンツー。

さて今年はと言いたいところだが、地方勢が連勝した年のＪＲＡ勢メンバーはここ数年でも弱メン揃いで、大将格がノボトゥルーだったことを考えれば、やはり主力はＪＲＡ勢。

地方勢の筆頭はキングスゾーンだが、過去の対戦成績からも逆転はほぼ不可能。

今年もＪＲＡ勢が上位を独占する。


■本命：コンゴウリキシオー
近走、芝では好結果が出ていないようにも感じるが、前走のマイラーズＣは０．４秒差と復調気配。

芝での実績は文句無しの最上位で、安田記念２着は強烈。

ダートは過去２回経験しており、２００５年のジャパンダートダービー７着、ダービーグランプリ４着。
２走とも勝ち馬から大差をつけられているが、両レースの勝ち馬は全盛期のカネヒキリだったことを考えると仕方がない。

とはいえ、同時期に出走していたアグネスジェダイにはジャパンダートダービーで２馬身差、ダービーグランプリで４馬身差をつけており、お互いに距離の不安があったにせよ勝負付けは済んでいる。

またこの頃は現在のような「徹底逃げ」ではなく、好位からのケイバが大半で、「逃げ」で活路を見出したのはダービーグランプリ後に出走したエイプリルＳからであることはあまり知られていない。

コーナーを４つ回る息が入りやすいコース形態からも、快速馬が逃げ切ることは容易に想像ができる。



■対抗：リミットレスビッド
最も距離適性がマッチするのはこの馬。

１２００ｍでは短く１６００ｍでは長いが、１４００ｍなら持ち味を十分に発揮できる。

９歳で５８ｋｇは酷な気もするが、４走前の兵庫ゴールドトロフィーでは５９．５ｋｇを背負って優勝しており、斤量面での不安はない。

距離不安だったフェブラリーＳで５着となっているように、鋭い末脚は衰えていない。

人気面からも妙味がある。



■穴：メイショウバトラー
人気面から穴とは言えないが、連下にはかならず押さえておきたい一頭。

とにかくタフな馬で、牡馬相手とはいえ５５ｋｇは恵まれた。

休み明けのアグネスよりも動ける体勢にある。



【推奨買い目】
★３馬単軸１頭マルチ（１８点）
軸 　３　⇒　相手　８，１０，１１


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2008/05/06 地方交流重賞予想 トラックバック：0 コメント：0

【船橋競馬・かしわ記念】◎ワイルドワンダー

船橋競馬・かしわ記念

過去１０年において地方馬が５頭も優勝し、ＪＲＡ勢一辺倒とはいかないのがこのレースの特徴。

船橋競馬１６００ｍは内・外の有利不利はないものの、強いて言えば最内は窮屈になりやすく不利。

ここ数年の結果を見ても１番枠に入った有力馬はことごとく消えており、今回該当するのはブルーコンコルド。

２倍を切る圧倒的人気だが、絶対的な信頼は得られない。


■本命：ワイルドワンダー
着順としては前走のフェブラリーＳでブルーコンコルドに完敗も、その末脚はまったく劣っていない。
逆にＪＣダートではブルーに先着しているだけに、両者の実力は拮抗しているといえる。

実績的にはブルーに劣るものの、今回は地方特有の小回りコース。

被されない外枠は歓迎のクチ。

天皇賞男・岩田騎手の豪腕に期待。



■対抗：ブルーコンコルド
かしわ記念は２着⇒優勝とゲンのいいレースだが、すべて６枠ともまれない好枠だったことがポイント。

今回は１枠だけに、逃げ馬ではない同馬にとっては多少の不利は否めない。

それでも格・実績は最上位。

大崩れすることは考えがたい。



■穴：フジノウェーブ
さすがに頭となるとこれまでの対戦成績からも厳しいが、連下なら当然浮上してくる。

２頭以外の穴候補がどれもマイル戦では距離不足なだけに、この距離が得意な同馬にとっては隙をつくチャンス。

ほぼ１ヶ月前に一度叩かれているのもいい。



【推奨買い目】
★馬単１着流し（４点）
軸 　１４　⇒　相手　１，４，７，１１


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2008/05/05 地方交流重賞予想 トラックバック：0 コメント：0

【天皇賞・春】◎トウカイトリック

天皇賞・春

昨年はメイショウサムソン、一昨年はディープインパクトが優勝と、勝ち馬は人気サイド。

しかし３年前は１３番人気、４年前は１０番人気が優勝と、そう簡単に堅く収まらないのがこのレース。

２番人気に押されているメイショウサムソンの高橋成厩舎は、昨日まで１勝はおろか２着も無しと、東西厩舎リーディングで最下位争いをしている。

伊藤雄二元調教師も述べているように「厩舎が変われば馬も変わる」のが現実。
距離も２０００ｍがベストだけに、サムソンは消した。

混戦模様だが、長距離適性馬は半分ほどしかいない。

ここは荒れると見る。


■本命：トウカイトリック
前走が復調を感じさせる内容で好感。

最終追い切りは６歳でありながら自己ベストの坂路タイムを叩き出し、もはや絶好調なのは間違いない。

昨年の天皇賞・春ではクビ差の３着と、ほぼ優勝に等しい結果。

３０００ｍ未満は距離不足と言われてる馬だけに、真の長距離馬はこの馬しかいない。

積極的な騎乗の幸騎手に乗り代わりというのもプラスだ。



■対抗：ポップロック
あと一歩の成績が続いているが、メルボルンカップ２着の実績は最上位といっていい。

この馬も距離があったほうがいいだけに、３２００ｍは歓迎。

仕掛けどころが難しい馬だが、そこは名手・内田博騎手ならこなしてくれる。

人気的にもここまで落ちるのは信じがたい。



■穴：アドマイヤフジ
距離が長いと指摘されているが、それは昨年の成績が覇気に欠けていた時の結果であり、本調子の内容ではない。

ここ数戦ですっかり元の状態に戻った今なら、３２００ｍもこなせる。

絶好調の川田騎手というのも無視できない存在だ。



【推奨買い目】
★３連複軸１頭流し（２８点）
軸 　１１　⇒　相手　２，３，４，７，１０，１２，１３，１４


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2008/05/04 Ｇ１予想 トラックバック：0 コメント：0

【青葉賞】◎ファビラスボーイ

青葉賞

過去にはのちの名馬も輩出している伝統の一戦だが、藤沢厩舎出身のシンボリクリスエス、ゼンノロブロイ以外はその後の成長に疑問が残る馬たちばかりが名を連ねる。

しかしダービーに出走するためには是が非でも権利を取らなければならず、どうしてもここ目標の仕上げになってしまう。

つまり本番ではいらないのだが。

例年の好ローテーションとして毎日杯があげられるが、今年はアドマイヤコマンドのみとなんともさみしいメンバー構成。

こうなると重賞経験も１勝馬も関係ない。

どれだけいい状態で望めるかにつきる。



■本命：ファビラスボーイ
デビュー２戦目の前走が圧巻のケイバ。

道中徐々に下げながら、直線一気でゴール前きっちり差しきる末脚は非凡なものを感じる。
それでいて完調ではなかったというのだから恐れ入る。

血統面が注目されているが、よく精査しなければならないのはレースの中身。

生誕は６月と豪州馬並みの遅生まれから出世が遅れた同馬。

無傷の３連勝なるか。


■対抗：アドマイヤコマンド
跳びが大きくエンジンの掛かりが遅いマゼランよりも、じっくり脚をためれば伸びるという、まさに東京コース向きのアドマイヤを上位にとる。

前走はスピードに乗りそうな時に他馬に邪魔されたのが原因であと一歩届かなかっただけ。

デビュー２戦目での重賞２着は伊達じゃない。



■穴：シャドークロス
昨年波乱の立役者・トーセンマーチと同じ出走パターンの同馬。

前走はとても届きそうにない位置から差しきるなど、その素質は光るものがある。

それ以外でもポリトラックコースで上級馬をねじ伏せるなど絶好調。

すべての面で不利は否めないが、父アグネスデジタルという血統からも一発の可能性を秘めている。


【推奨買い目】
★３連複軸１頭流し（２１点）
軸 　６　⇒　相手　４，５，８，９，１０，１２，１４


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2008/05/02 重賞予想 トラックバック：0 コメント：0